【ワシントン共同】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領は78歳の誕生日の14日、南部フロリダ州で選挙集会を開いた。民主党のバイデン大統領(81)と対決する27日の候補者討論会について「立ってやるべきだと言った。彼は座りたがっている」と述べ、バイデン氏よりも体力があると誇示した。
史上最高齢の米大統領のバイデン氏は心身の衰えが指摘されている。討論会で懸念払拭を狙うが、イタリアでG7サミットに出席した際に夕食会を欠席し、地元メディアに疲労が理由だったと報じられた。トランプ氏はテレビ討論会を打診され「受け入れた。立ってやろうじゃないかとだけ言った」と強調した。