日本維新の会の馬場伸幸代表は16日放送のBSテレ東番組で、次期衆院選の「野党第1党獲得」の目標達成を巡り「正直言ってなかなか難しい」と述べた。その上で「与党の過半数割れの方が手が届きやすい。政界を流動化させていくことが次の目標だ」と言及した。
維新は3月の党大会で次期衆院選の目標として、野党第1党獲得と与党過半数割れの達成を明記した2024年活動方針を採択した。
馬場氏は番組で、与党が過半数割れした場合の対応を問われ「どこの政党とも協力する。どうすれば政策が実現するかという観点で、他党との協力を考えていきたい」と語った。番組は11日に収録された。