給水所でスイカが提供される恒例のマラソン大会「富里スイカロードレース」が16日、全国有数の産地として知られる千葉県富里市で開かれた。5千人を超えるランナーが7キロのコース終盤、通常の給水所と共に設置された「給スイカ所」で、甘くてみずみずしいスイカを堪能しつつ、ゴールを目指した。
「頑張って!」と沿道から声援を受けたランナーたちは、給スイカ所でカットされたスイカを受け取り、おいしそうにほおばった。手作りのスイカの衣装で友人と参加した浜松市のネイリスト河合愛さん(32)は「頑張って走ったので、人生で一番おいしく感じた」と笑顔を見せた。