山形の中学校に暑さ指数センサー 米沢市、熱中症対策で

06/18 15:53

 山形県米沢市内の中学校に設置される暑さ指数センサー「ソラテナPro」(ウェザーニューズ提供)

 山形県米沢市は今夏、熱中症予防のための指標「暑さ指数」をリアルタイムで計測するセンサーを市立中学に設置する。昨年7月、部活動から帰宅中の女子生徒が熱中症疑いで搬送され、死亡した事例を受けた再発防止策だ。

 市によると、センサー「ソラテナPro」は気温、湿度、気圧といった7項目を1分ごとに測定し、暑さ指数を算出。数値が一定の基準を超えるとアラート通知が届く。

 市は、民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)の提案を受け、導入を決めた。今夏は市立中7校のうち4校に設置し、屋外活動の可否の判断に役立てる方針だ。

 昨年の死亡事例では暑さ指数を計測していなかった。

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