鳥取県西部の特産品「大山メロン」の出来栄えを確認する査定会が19日、同県大山町の施設で行われた。糖度や実の大きさを表す玉太りも例年以上の出来栄えで、6月から7月末まで近畿地方を中心に例年並みの約40トンが出荷される。
査定会には生産者が育てた主力品種の「タカミメロン」が持ち込まれ、関係者が玉太りや表面の網目模様、変形などがないか、糖度が出荷基準の15度以上あるかを糖度計を使って確認した。
サンプルの値は糖度は16・7度あり、JA鳥取西部メロン部会の斉藤伸一部会長は「今年は交配時期の天候が順調で糖度も高く、玉太り、サイズとも最高に近い」と話した。