裁判員制度が今年5月に開始から15年の節目を迎えたことを受け、東京地裁は8月7日に東京都内在住の小学5、6年生と保護者を対象に、裁判員として模擬法廷を体験できるイベントを開催する。児童と保護者の2人一組の参加が条件で、7月19日まで先着30組を募集している。参加費は無料。
会場は東京地裁で最も広い法廷を予定。選任手続きや模擬裁判のほか、現役の裁判官との評議も体験できる。昨年から18、19歳も裁判員裁判の審理に加わることになっており、若年層に理解を深めてもらい、将来の制度参加を促す狙い。
東京地裁のホームページの応募フォームから申し込める。