【釜山共同】米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が22日、韓国南部釜山に入港した。韓国海軍は「高度化する北朝鮮の脅威に対応し、韓米同盟の確かな連合防衛態勢と断固とした意志を示すものだ」と強調した。ロシアとの間で「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名し、軍事協力を進める北朝鮮をけん制した形だ。
聯合ニュースによると、セオドア・ルーズベルトは日米韓3カ国が月末に実施する共同訓練「フリーダムエッジ」に参加するため入港した。朝鮮半島周辺の公海上で行われるとみられる。
フリーダムエッジは、海や空に加えサイバー空間など複数領域の訓練を同時に行う。