2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が、来場日時を予約せずに入場できる前売りチケットをコンビニで販売する方向で検討していることが22日、関係者への取材で分かった。チケットは紙製で、開幕半年前となる10月ごろの発売を目指す。27日の協会理事会で話し合う。
混雑対策として予約を必須としてきたが、チケットの売れ行きが低調なため、繁忙期を除き予約なしでも来場できるようにしたい考え。専用サイトで「万博ID」を取得し来場予約をすれば、繁忙期も使えるようにする方針だ。
万博協会は2300万枚のチケット販売を目標に掲げており、うち前売りは1400万枚を見込む。