【スティンティーノ共同】イタリア西部サルデーニャ島スティンティーノ市で22日、旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する少女像の除幕式が開かれ、市民ら100人以上が参加した。像は市側の承認を受け今月中旬設置され、碑文には日本の責任を追及する内容が盛り込まれた。バッレベッラ市長は21日、碑文に像設置を主導した韓国市民団体の「一方的な主張が記されている」として「文言変更を検討している」と共同通信に明らかにした。
バッレベッラ氏は一方で、像は「女性に対する戦争犯罪への普遍的な批判の気持ちを込めている」と述べ、政治問題化しない限り「撤去の考えはない」とも表明した。