気象庁は23日、東北が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より東北南部は11日、北部は8日いずれも遅い。昨年に比べるとともに14日遅い。一方で、鹿児島県の奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表。平年より6日、昨年より2日いずれも早い。
東北の梅雨入りで、梅雨のない北海道を除き、全国で梅雨入りとなった。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱かった影響で、梅雨前線の北上がみられず、全国全ての地方で梅雨入りの時期が平年より遅くなった。梅雨明けは、既に20日に沖縄で発表されている。
23日の東北は低気圧や前線の影響で雨や曇りとなった。今後1週間も曇りや雨の日が多くなる見通しだ。