沖縄電力や琉球新報、那覇市国際通り商店街振興組合連合会は24日、那覇市のメインストリート・国際通りにデジタルサイネージ(電子看板)を98台設置し、平時は観光情報、災害時は避難情報を発信する取り組みを始めた。沖縄の繁華街で、1日に20万人超の目に触れるという。地元商店のにぎわい創出や経済振興につなげる。
約1・6キロにわたり土産店や飲食店が立ち並ぶ国際通りでは同日、強い日差しの下、電子看板から流れるニュースやイベント情報に観光客らが足を止めて見入った。
設置を記念し、市内で開かれた式典で知念覚市長は「災害時は、避難情報を迅速に流すことで(観光客らに)安心感を与える」と強調した。