2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は25日、参加国を集めた国際会議を奈良市で開いた。開幕まで300日を切る中、パビリオン出展に関する情報提供が目的。石毛博行事務総長は「開幕前日の来年4月12日に開会式を実施する。準備の関心は建設から会場運営に移っている」と述べ、円滑な運営に向けた連携を呼びかけた。
会場運営ではスタッフの雇用や通信環境の整備が論点。内装や展示に関する整備計画についても説明と意見交換を予定し、会期は26日までの2日間。
外務省によると、万博には18日時点で161の国・地域と9の国際機関が参加を表明している。