【ワシントン共同】米政府は24日までに、ウクライナに対し、ロシアからの全ての越境攻撃に米供与の兵器で反撃することを容認した。これまではウクライナ軍が守勢に立たされる東部ハリコフ州の周辺地域に限定してロシア領内への攻撃を認めていたが、範囲を拡大した。米国の関与が増大し、ロシアとの対立激化が懸念されている。
サリバン大統領補佐官は17日、公共放送PBSのインタビューで、米供与兵器を使えるのはハリコフ州周辺に限らないとし「国境を越えて攻撃してくる全ての場所に適用される」と明言した。
米メディアは、米供与兵器の使用が防衛目的にとどまらない可能性を指摘した。