ダイハツ工業は25日、自動車の大量生産に必要な「型式指定」を巡る認証不正問題による国土交通省の検査の結果「グランマックス トラック」など3車種で、後方からの衝突時に固定具が外れ、バッテリーが動く可能性がある不具合が新たに判明したと発表した。リコールの対象として手続きを進めるとしている。
他の2車種は、トヨタ自動車ブランドの「タウンエース トラック」と、マツダの「ボンゴ トラック」。対象となるのは2020年9月以降に生産された計約2万3千台。今年1月に国交省から型式指定が取り消されており、現在は生産していない。