上川陽子外相は25日、イタリア・ミラノ近郊で開催された女性指導者の国際会議「グローバル・ウィメン・リーダーズ・サミット」に出席した。就任以来、ウクライナやパレスチナ、アフリカを訪れ困難に直面する女性の様子を見聞きしたとして「国際情勢が不透明感を増す中、女性のニーズや視点を生かした支援が重要だ」と訴えた。外務省が26日、発表した。
紛争解決や平和構築に女性が主体的に参画する「女性・平和・安全保障(WPS)」を日本が主要外交政策の一つとして推進していると説明。推進体制の整備や具体的なプロジェクト、連携ネットワークの強化に取り組んでいると紹介した。