日本国際博覧会協会(万博協会)は27日に大阪市で開いた理事会で、2025年大阪・関西万博のチケットを、10月から全国のコンビニエンスストアで販売する方針を決めた。繁忙期を除いて日時指定が不要の入場券も用意する。
現在は電子チケットがメインで、来場予約が必須だった。新しいチケットは紙製で、店頭で引換券を渡し、入場前に会場で実際の入場券と交換する。専用サイトで「万博ID」を取得すれば、日時予約も可能だ。価格は電子チケットと同水準とし、前売りだけでなく開催期間中も販売する。
事前予約がない場合、交通機関や入場ゲートが混み合う朝の時間帯や、来場者が集中する日は入場できない。