【パリ共同】パリ・パラリンピック開幕まで2カ月となった28日、パリ市中心部の凱旋門の上部にパラのシンボルマーク「スリーアギトス」が設置された。サイズは高さ9メートル、幅12メートルで、夜間はライトアップされる。開会式では選手たちが門から延びる観光名所のシャンゼリゼ通りを行進し、コンコルド広場に到着して式典を実施する。
大会組織委員会によると、開催都市で五輪開幕前にパラの巨大オブジェが設けられるのは初めて。エッフェル塔には既に五輪マークが据えられており、組織委のエスタンゲ会長は「象徴的な二つのモニュメントに大会のマークが飾られたことを誇りに思う」と喜んだ。