2025年大阪・関西万博の会場シンボルとなる木造巨大屋根「リング」を見学できるツアーが30日、会場となる大阪市の人工島・夢洲で始まった。有料の一般向けと無料の中高生向けをそれぞれ実施。高さ最大約20メートルの迫力を体感し、リング上から会場を一望した参加者は「開幕が楽しみになった」と喜んだ。
見学ツアーは一般向けを日本国際博覧会協会が、中高生向けを大阪府市が主催。8月末に完成が見込まれるリングや、内側で整備中のパビリオンについて担当者から説明を受けた。
一般は先着順で、団体枠は10月までの全日程が5分で売り切れた。個人枠と中高生向けの次回募集は7月1日から。