日本ボクシング連盟の仲間達也新会長(43)が30日、東京都内で記者会見し「重責に身が引き締まる思い。ボクサーやファン、関係者にとって最良の選択をしていく」と抱負を語った。3期目の任期を満了した内田貞信前会長の後任として、6月23日付で就任した仲間新会長は女子の競技人口の拡大や、強化体制の構築などを目標に掲げた。
2018年に助成金の不正流用などを指摘された当時の山根明会長が辞任し、内田氏が後任となった。22年6月の総会で決議された理事選任で手続きに不備があるとして、一部正会員が決議の取り消しを求める訴訟を起こすなど混乱があった。