男子高飛び込みでパリ五輪代表の玉井陸斗(JSS宝塚)が30日、本番前の調整として京都アクアリーナで行われた関西選手権に出場し、545・75点と上々の得点で1位となった。ただ4回目の逆立ち技でミスをして「自分が意識しているところや、やらなければいけないところが抜けてしまい、満足できていない」と浮かない顔だった。
飛び出す前に逆立ちを一度やり直し、減点となった。「立ち直しは(試合で)したことがなかったので、油断してしまったところがある。想定外」と反省しきり。試合後は馬淵崇英コーチとともに居残り練習し、修正に努めた。