みずほフィナンシャルグループ(FG)は2日、同社の源流となる「第一国立銀行」を設立した実業家の渋沢栄一が新紙幣の1万円札の肖像になることを記念し、東京都内でイベントを開いた。あいさつしたみずほFGの木原正裕社長は「近代日本経済の父だ。そのDNAを受け継ぐみずほの一員としてとても誇らしく思う」と語った。
みずほFGは新紙幣の発行に合わせ、渋沢の考えが今の社員にも根付いていることをアピールするテレビCMを3日から放送する。金融教育や資産運用のアドバイスなどに携わる社員を、フリーアナウンサーの有働由美子さんがインタビューする内容という。