自民党の河野太郎デジタル相は3日、東京都議補欠選挙で街頭演説した際、一部聴衆のやじに反応し「やから」と言及した自身の発言について「言葉の選び方は慎重にしなければいけない」と釈明した。視察先の秋田市で記者団の質問に答えた。候補者がマイクを握っていてもやじで演説内容が聞き取れない状況だったとし「そうしたことは慎んでもらわなければいけない」とも力説した。
河野氏は2日に都議補選の応援のため演説。数人が「デマ太郎」などと叫んだのを受け、「さまざまな選挙妨害をするやからが出るかもしれない」などと発言していた。
河野氏は9月の総裁選への出馬意欲を所属する麻生派の麻生太郎副総裁に伝えている。