自民党の梶山弘志幹事長代行は3日の記者会見で、東京都知事選の一部候補の政見放送に奇抜な内容が含まれていることに関し「公選法が想定しない問題が生じている。同法見直しも含め、対応策を検討する必要がある」と述べた。選挙ポスターの掲示板の枠が事実上販売、占有された問題と併せて議論するとした。
政見放送を巡っては、脈絡なくシャツを脱ぐ女性候補や、奇声を上げたり、差別用語を繰り返したりする候補が続出し、物議を醸している。
梶山氏は政見放送について「候補者の訴えを有権者が確認して投票する。選挙公報の公正さは最大限守られるべきものだ」と指摘した。