日本列島は4日、太平洋側を中心に高気圧に覆われた影響で、気温が上昇した。午前中に最高気温35度以上の猛暑日に達した地点も相次いだ。静岡市駿河区は午後1時台に39・3度まで上がり、この地点での観測史上最高となった。
気象庁は4日、西日本では8日ごろにかけて、沖縄・奄美では11日ごろにかけて、気温の高い状態が続くとして、注意を呼びかけた。高気圧に覆われて晴れ、猛暑日となる可能性がある。
気象庁によると、和歌山県新宮市では37度を超え、甲府市や三重県熊野市、大分県佐伯市などは36度台に達した。最高気温30度以上の真夏日の地点は北海道から九州、沖縄の広範囲にまたがった。