出版大手KADOKAWAを襲ったサイバー攻撃を巡り、同社は5日、攻撃を仕掛けたと主張しているロシア系ハッカー犯罪集団が公開した情報が交流サイト(SNS)などで拡散されているとし、悪質な拡散行為については法的措置を徹底的に講じると発表した。一方、ハッカー集団は削除していた犯行声明を再び公開した。
同社はこれまで「角川ドワンゴ学園」の生徒や一部クリエーターらの個人情報などが漏えいした可能性を公表していた。
サイバー攻撃は6月8日に発覚。ハッカー集団が匿名性の高いダークウェブにある闇サイトに犯行声明を出し、金銭が支払われなければ、7月1日に盗んだデータを暴露すると予告した。