食品メーカー「ピエトロ」(福岡市)が運営する福岡県筑紫野市内のレストランで4月、従業員が誤って漂白剤入りの水を客に提供していたことが5日、県警への取材で分かった。水を飲んだ女性客2人が病院に搬送され、1人が喉に軽傷を負った。筑紫野署が業務上過失傷害の疑いで調べている。
ピエトロによると、「ピエトロ イオンモール筑紫野店」で4月30日午後6時ごろ発生した。従業員が漂白剤を希釈した水を飲料水のピッチャーに入れてつけ置きしていたところ、別の従業員が希釈水入りだと気付かずに提供。飲んだ客が違和感を店側に訴えて発覚した。
ピエトロは「真摯に受けとめ再発防止に努めたい」とコメントした。