窃盗疑い、警視庁巡査長を免職 死亡事案の訪問住宅から20万円

07/05 16:27

 死亡事案に関する確認業務で訪れた住宅から現金20万円を盗んだとして、警視庁は5日、窃盗容疑で下谷署刑事組織犯罪対策課の男性巡査長(38)を書類送検し、同日付で懲戒免職とした。容疑を認め「遊ぶ金などがほしかった」と説明している。

 書類送検容疑は3月15日、80代女性が死亡した事案の確認のため訪れた東京都台東区のアパートで、戸棚から現金20万円を盗んだ疑い。

 男性巡査長は、一緒に訪問した男性警部補が女性の家族から話を聞いている間、写真撮影などをしながら別の部屋を物色し、盗んだという。

 幡野徹警務部参事官は「厳正な規律保持と適正な職務執行を徹底する」とコメントした。

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