能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の茶谷義隆市長は5日、名古屋市役所で河村たかし市長と面会し、発生直後からの職員派遣に対し「寒い時期だったが懸命に尽力いただいた」と感謝を伝えた。
名古屋市は、避難所の運営や住宅の被害認定調査などを支援するため、延べ1500人以上を派遣していた。
両氏は面会で、和倉温泉をはじめとする観光面の復興について意見交換。茶谷氏が、国内最大級の山車が練り歩く「青柏祭」や、全国でも最大規模の面積を誇る七尾城跡をPRしたいと訴えると、河村氏は「ぜひ大復興を遂げてほしい」と応じた。