36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件の遺族有志らでつくる会は5日、事件を記憶にとどめるための碑を14日に一般公開すると発表した。本社のある京都府宇治市の「お茶と宇治のまち歴史公園」に設置。午前に京アニ関係者や松村淳子市長らが出席して報告会を開いた後、午後2時から公開する。
世話人を務める桶田大介弁護士によると、36羽の鳥が羽ばたくデザイン。京アニは発表したコメントで、犠牲となったスタッフや国内外から寄せられた支援への感謝を「長く記憶にとどめる象徴」と位置付けた。関係者への謝意を示すとともに、一般公開前の現地訪問を控えるよう求めている。