岸田文雄首相は7日、保守系団体が東京都内で開いた「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に出席し、憲法改正や安定的な皇位継承といった安倍氏が取り組んだ課題を例示し「結果を出すべく努力を続ける」と述べた。自民党の派閥裏金事件によって党勢が低迷する中「歯を食いしばって政治改革を進めなければならない」とも訴えた。
改憲や安定的な皇位継承について「多くの関係者が一歩でも前に進めようと努力している」と説明。安倍氏が重視したデフレからの脱却に向けて「ようやく機運が盛り上がってきた」とも紹介した。首相の同会合への出席は昨年に続き2回目。