自民党の茂木敏充幹事長は14日、宮城県石巻市で開かれた党会合で講演し、11月の米大統領選で共和党のトランプ前大統領が返り咲いた場合の日米外交に自信を示した。「『もしトラ』と言われているが、仮にトランプ氏になっても日米関係はうまく対応できる」と述べた。茂木氏は安倍政権時に担当閣僚として、トランプ政権との日米貿易交渉に当たった。
防衛力強化を例に挙げ「どこかの国に言われて進めるのではなく、自分の国は自分で守る決意を示し、準備を進めていく」と強調。対米外交では勝つか負けるかの「ゼロサムゲーム」ではなく「互いに良い結果をつくることが大切だ」と説明した。