バレーボール元日本代表で日本オリンピック委員会(JOC)理事の荒木絵里香さんが16日の理事会後に取材に応じ、JOCのアスリート委員会が公表した「アスリートのプライバシー保護に関する声明」について「アスリートを守るという意味でも、競技に集中するという意味でも非常に大事なこと」と意義を説明した。
12日公表の声明では、インターネット上で選手の住居や交際相手などの情報が拡散され、プライバシー侵害の被害が深刻化していると指摘。「強い危機感を抱いている」と懸念を表明した。JOCによると、日本プロ野球選手会からプライバシー保護を求める声明が出されたことがきっかけになったという。