日本スポーツ協会は17日、国民スポーツ大会(旧国民体育大会)の将来像を議論する有識者会議の委員に、卓球女子の五輪メダリスト、平野早矢香さんや全日本スキー連盟の原田雅彦副会長、青山学院大陸上部長距離ブロックの原晋監督ら34人を選んだと発表した。座長は日本商工会議所の小林健会頭が務める。
東京都内で記者会見した日本スポ協の遠藤利明会長は「聖域や今ある前提をなくして、多様な観点から幅広く議論していただきたい」と述べた。全国知事会からは長野県の阿部守一知事、全国市長会からは鹿児島市の下鶴隆央市長がメンバーに入った他、スポーツ界、経済界などの有識者が名を連ねた。