イタリアで行われたソフトボール女子のワールドカップ(W杯)決勝大会で優勝した日本代表が24日、羽田空港に帰国して記者会見した。42歳の大ベテラン、上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)は「日本の強さを世界に見せてくることができた」と実感を込め、最優秀選手に選ばれたことを「評価してもらえ、うれしかった」と喜んだ。
大会では2次リーグで屈した米国に決勝で6―1と雪辱し、世界選手権として実施された2014年以来の優勝を果たした。21年の東京五輪でも頂点に導いた宇津木麗華監督は「若い選手を生かし、技術を発揮させるのが私の仕事だった。本当にうまくいって良かった」と穏やかに話した。