【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比234・21ドル安の3万8763・45ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇に警戒感が広がり、売り注文が膨らんだ。
朝方は、東京や欧州の株式市場が上昇したことで投資家のリスク回避姿勢が後退し、買い注文が先行した。その後、米長期金利が上昇し、米景気への影響を懸念する見方が強まった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、171・04ポイント安の1万6195・81だった。
個別銘柄では、医薬品のアムジェンや娯楽・メディアのウォルト・ディズニーの下落が目立った。ITのアップルは買われた。