パリ五輪に出場したハンドボール男子日本代表の新監督に、チュニジアやセルビアを指揮した経験を持つスペイン出身のトニ・ジローナ氏(51)が就任することが14日、関係者への取材で分かった。近日中に正式に発表される。契約期間は3大会連続出場を目指す2028年ロサンゼルス五輪まで。
ジローナ氏はスペインリーグの強豪バルセロナのコーチなどを歴任し、国際連盟から世界最優秀コーチとして表彰された実績を持つ。豊富な経験と選手育成の手腕が期待されている。日本協会はフル代表だけでなくジュニア世代の指導も託し、一貫した強化を進める。