【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比207・33ドル安の4万3750・86ドルで取引を終えた。高値への警戒感に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げペース鈍化への懸念が相場の重荷となった。
FRBのパウエル議長は14日の講演で「(米国の)経済は、金利を急いで引き下げる必要があるとのシグナルは発していない」と発言。FRBが追加利下げを急がないとの観測が広がった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続落し、123・08ポイント安の1万9107・65。