15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比06銭円高ドル安の1ドル=155円77~79銭。ユーロは01銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円42~46銭。
朝方は円売りドル買いが優勢となり、一時1ドル=156円台後半を付けた。米景気が底堅く、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げスピードが緩まるとの観測が広がった。「日本の7~9月期の国内総生産(GDP)が弱かったことも円売りを促した」(市場関係者)との見方もあった。
ただ足元の急速な円安進行を受け、午後には円買いドル売り注文を入れて利益を確定させる動きが活発となった。