【ニューヨーク共同】米ハーバード大のガーバー学長は26日収録の米公共ラジオ(NPR)とのインタビューで、トランプ政権による補助金凍結や留学生の受け入れ停止などの圧力について「不可解だ」と述べた。政権の対応と反ユダヤ主義との戦いの間に関連性を見いだすのに「苦労している」とし、その正当性に疑問を呈した。
ガーバー氏は、ハーバード大の研究は米国民に直接的な利益をもたらしていると強調した。
政権は有名私立大の教育に保守派の価値観が反映されていないと批判しており、ガーバー氏は「事実であれば大学が対処する必要がある」と説明。ただ政権はその批判と無関係の留学生らを標的にしていると指摘した。