【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日、イランやミャンマーなど12カ国からの入国を禁じる布告に署名した。外国人テロリストから米国を守るためとしている。9日から実施する。トランプ氏は「過激派のイスラム系テロリストの入国を阻止する」と主張した。不法移民だけでなく、特定の国から合法的に入国しようとする一部移民も制限する姿勢を示した。
他の対象国はアフガニスタン、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、リビア、ソマリア、スーダン、イエメン。またキューバやラオスなど7カ国からの入国も制限するとした。
トランプ氏は布告で、対象国の選定では主要閣僚らと協議したと説明した。