【ニューヨーク共同】日本人24人を含む約3千人の命を奪った2001年9月の米中枢同時テロから24年となった11日、標的となったニューヨークの世界貿易センタービル跡地で追悼式典が開かれた。テロ後に生まれた若者の遺族も犠牲者の名前を読み上げ「会ってみたかった」「決して忘れない」としのんだ。
旅客機の突入や2棟のビルが崩壊したそれぞれの時刻に合わせて鎮魂の鐘が鳴らされ、参加者は黙とうをささげた。
トランプ大統領は現場の一つ、ワシントン郊外の国防総省での式典で演説し、テロ後の戦いで「米国を攻撃すれば見つけ出し、たたきのめすとのメッセージを世界中の敵に送った」と誇った。