所有する岐阜県飛騨市の古民家に放火し全焼させたことを隠し、火災共済金などを協同組合に請求して計約7300万円をだまし取ったとして、県警は1日、詐欺の疑いで、元保険調査員の住所不定、無職深町優将容疑者(54)ら男3人を再逮捕した。古民家は約200万円で購入していた。県警は各地で同様の行為を繰り返していたとみて調べる。
他の2人はいずれも住所不定、無職の稲葉一夫容疑者(68)と弟の寛容疑者(57)。
再逮捕容疑は共謀し、一夫容疑者が所有する飛騨市神岡町の古民家に放火し全焼させたことを隠し、2022年9月28日に火災共済金などを同市の協同組合に請求し、10月6日に振り込ませた疑い。