『相棒23』初回、現実社会とリンクしすぎた内容に視聴者騒然「予言か?」「イヤイヤ怖い」【ネタバレあり】

10/16 22:19

  • エンタメ総合
『相棒 season23』初回拡大SP(C)テレビ朝日

 俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season23』(毎週水曜 後9:00 ※2クール)の初回拡大スペシャルがきょう16日に放送された。

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 『season23』は、杉下右京(水谷)×亀山薫(寺脇)の“黄金コンビ”が復活して3シーズン目。“初代相棒”時代を加えると、通算10シーズン目となる。“原点”を超え、大きな“節目”を迎えた右京×薫コンビが、さらなる高みを目指して新シーズンを駆け抜ける。

 初回では、右京(水谷)が『警視庁150年史』のまとめを命じられる中、元・国家公安委員長で現在は衆議院議員を務める芦屋満(並樹史朗)が殺害される事件が発生。さっそく臨場した右京と薫(寺脇)は、一課の捜査を横目に動き出す。

 いっぽう、事件を受けて、政治の中枢にも衝撃が走っていた。「キングメーカー」の異名を持つ与党幹事長の利根川吉伸(でんでん)にとっては、支持率が低迷する総理大臣の藤原龍一(柴俊夫)に見切りをつけようとしていた矢先の青天の霹靂。また、内調のトップである社美彌子(仲間由紀恵)から一報を受けた藤原も、解散総選挙という窮余の策を封じられ、ショックを隠せないでいた。

 現場に残された手掛かりを追っていた右京と薫は、思わぬ人物と遭遇する。それは、かつて右京が事件を通じて知り合い、新たな人生への一歩を手助けした高田創(加藤清史郎)という青年だった。現在、警察官として地域課に勤務する高田は、付近で不審な人物を見掛け、追い掛けていたという。高田の情報から新たな手掛かりを得た右京と薫は、手分けして事件を追うことに。

 今回の捜査に前のめりの高田は、同じ交番勤務の先輩・仁科征司(内野謙太)との関係も良好で、すっかり警察官の顔になっていた。しかし、その後、事件は異様な展開を見せ始める。今から約150年前、警察黎明期に起きた、時の内務卿・大久保利通暗殺など、当時の緊急事態をなぞるかのような重大な事件が次々に起きる、というストーリー。

 番組冒頭から薫が「今度の選挙も政権交代するかもって言ってますもんね!」というせりふがあったり、“解散総選挙”のワードが飛び出したり、さらには物価の高騰、そして裏金の話題も上がるなど現実とリンクした内容が連発。SNSでは「イヤイヤ怖い相棒怖い、どう考えても最近撮影したわけじゃないのに怖すぎる現実とのリンク」「解散、選挙って…」「政権交代…予言か?」「相棒と現実がリンクしすぎだろ」「1話からネタがタイムリーすぎる」「今日の相棒はあまりにも現実社会と同じじゃねーか笑」などの反響が多く寄せられ、話題となっていた。

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