「戻っても周りに人がいなければ不安。高齢者にとっては仮設住宅にいる方が安心感がある」。三春町の仮設住宅で暮らす葛尾村の松本惇夫さん(67)は、準備宿泊を申請していない理由の一つに、村に戻る住民の少なさを挙げる。同村の準備宿泊の対象は全452世帯1479人のうち、避難指示解除準備区域と居住制限区域の419世帯1360人。8月30日現在で準備宿泊を申し込んだのは23世帯42人にとどまって...
この記事は会員専用記事です
残り377文字(全文577文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。