第1原発の構内全体では除染などによる放射線量の低減で、2014(平成26)年度は全作業員が累積被ばく線量の上限年間50ミリシーベルトを下回った。しかし事故で水素爆発した原子炉建屋周辺は、放射線量が高くいまだ全面マスクの着用が必要だ。 建屋内はさらに線量が高く、人が入って長時間作業することが困難な場所も少なくない。2号機原子炉格納容器内の調査でロボットを投入する配管付近では、最大毎時約10シーベ...
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