県森林組合連合会長・秋元公夫氏に聞く 生活圏優先仕方ない

01/11 18:13

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あきもと・きみお 川内村出身。相馬農高卒。元同村助役。現在、双葉地方森林組合長を務めている。68歳。

 県森林組合連合会の秋元公夫会長に、本県林業の現状と森林環境の再生への課題を聞いた。  ―本県の林業の現状は。 「県産木材の生産量は原発事故の影響で一時は落ち込んだが、復興需要などで原発事故前と同水準にまで回復した。一方、避難区域での生産活動は止まったまま。キノコ原木の生産量、移出量も低迷が続いている」  ―生活圏から離れた場所や人が立ち入る場所以外は除染しないという環境省の方針をどう受け止める。 「...

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