全町避難が続く富岡町では、県や町が管理する文化財は既に運び出されているが、町民所有の民有文化財は民家や蔵などに残されたままとなっている。町は民有文化財の搬出と保護を目的にしたプロジェクトチームを2014(平成26)年に創設、住宅の解体除染が進む中、町民の足跡が記された文化財の救出に取り組んでいる。 対象となるのは古文書などに限らず、会合の資料や商売で使う帳簿、メモ、写真、手紙など住民の生活の様...
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