東京電力福島第1原発事故による避難地域には多くの有形文化財がある。市町村などが所有する公有文化財の多くは行政などによる「レスキュー活動」で運び出され無事"救出"されているが、今後は民家などにある民有文化財の保存が課題となる。また、除染で出た汚染土壌を保管する中間貯蔵施設の建設予定地内にある文化財をどのように保存するかも懸案となっている。 「被災文化財等救援本部」発足 震災や原発事故で被災した文化...
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