『通い農業』...粘り強く古里へ ICTで支える農家の切実な思い

11/11 15:00

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タブレット端末を使い、水やりなどの状況を確認する菅野さん。チューブを伝い水と養液が行き渡る仕組みだ=飯舘村

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難生活が長期化する中、避難先から古里に通って農業をする動きが県内で出始めている。「古里で、もう一度農業がしたい」。農家の切実な思いを情報通信技術(ICT)で支える取り組みなども進んでおり、営農再開につながると期待される。  ICT、ハウス栽培の味方  【飯舘・菅野さん】「(機械を使っても)作物にかける愛情は同じなんだ」。ICTを活用して野菜を栽培する飯舘村の農業菅野...

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