東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が出た双葉郡の町村で、地域に密着して防火活動などに当たる消防団員の不足が深刻化している。消防職員のOBがパトロール隊を結成したり、町職員が消防団員になったりと、帰還する住民の安全確保に向けて試行錯誤が続く。 「帰還困難区域では落ち葉や枯れ草が堆積し、大きな火災につながる危険箇所が目立つ」。双葉地域防災パトロール隊の吉田守さん(65)ら隊員は日々、双葉郡内を...
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